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ドラフト V2

Draft V2

Draft Resin V2はFormlabsの標準的な素材に比べプリント速度が最大4倍。初期プロトタイピングに最適で、高速なデザイン検証により製品の市場投入までの時間を短縮できるレジンです。Draft Resin V2でプリントしたパーツは速さと精度のバランスがよく、表面は滑らかなグレーになりました。 高速プリントには200ミクロン、より精度の高いモデルには100ミクロンの設定を使用可能です。

Form3 Form3L レジンカートリッジ ドラフトV2 DraftV2

対応プリンター

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Form 3L

Form3

Form 3/Form 3+

Form2

Form 2

対応タンク 

F3l_tank_1000.jpg

レジンタンクForm 3L

レジンタンクLT

レジンタンクLT

レジンタンク Form3

レジンタンクForm 3

レジンタンク

レジンタンク

Draft Resin V2(ドラフトレジンV2)は、従来のドラフトレジンの「スタンダード系レジンの4倍の速さで造形できる」特性はそのままに、積層ピッチが300ミクロンから、200ミクロンへと、より精細な造形を行えるレジンとして、開発されました。

色味もグレーへと一新されています。

 

こちらは、Form 2、Form 3、Form 3L共通でご利用可能です。

Draft V2 Resinを使う

Draft Resinは、Formlabsのレジンの中で最も高速なプリントが可能なレジンです。Draft Resinを使うと、他のスタンダード系レジンに比べて、3〜4倍速くプリントを完了させることができます。

Draft Resinなら、設計した当日に何回も設計の微調整を繰り返したい場合のレジンとして最適です。また、ビルド容積が非常に大きなパーツでも8時間以内にプリントが完成します。

Form3 Form3L レジンカートリッジ ドラフトV2

レジン

Draft Resin V1

300 ミクロン

4 時間

Draft Resin V2

100 ミクロン

200 ミクロン

9 時間

3 時間

スクリーンショット 2020-12-22 21.11.01.png
他のFormlabs製の素材との比較
スクリーンショット 2019-10-30 16.08.03.png
Form3 Form3L レジンカートリッジ ドラフトV2
DraftV2を使ってプリントする

DraftV2 Resinは、積層ピッチを100ミクロンまたは200ミクロンに設定してプリントできます。DraftV2 ResinでプリントしたパーツのX軸とY軸の寸法精度は、他のスタンダード系レジンと比較しても遜色ありません。DraftV2 Resinは、表面の細かなディテールまで捉えることが求められるパーツをプリントする素材としてはお勧めできません。

DraftV2の使用が推奨されるプリント特徴

DraftV2 Resinを使ってプリントにする成功するためには、Formlabsが定めた設計ガイドラインに従ってプリントの設定をすることをお勧めします。DraftV2は、通常よりも厚みのあるパーツをプリントする時など、他のスタンダード系レジンが適している各種用途と多少違う設計上の視点が必要な場合に有効です。

サポート付きの壁の最小厚み
推奨:400ミクロン

サポートなしの壁の最小厚み
推奨:600ミクロン

オーバーハング
推奨:100ミクロン

浅い角度
推奨:平面から19°

水平サポートの最大スパン/ブリッジ
推奨:6000ミクロン

垂直ワイヤーの直径
推奨:300ミクロンから1500ミクロンまで

エンボス模様
最小:100ミクロン
推奨:200 ミクロン

凹面の最小ディテール
推奨:400ミクロン

最小クリアランス
推奨:500ミクロン

穴の最小直径
推奨:500ミクロン

排液口の直径
推奨:350ミクロン

Form3 Form3L レジンカートリッジ ドラフトV2
仕上げ

Draftでプリントしたパーツを洗浄する際、イソプロピルアルコール(IPA)に10分間浸け、その中で余分なレジンを溶かします。DraftでプリントしたパーツをIPAで洗浄する時は、10分以内にしてください。IPA内に10分以上浸すと、パーツにIPAが浸食してしまいます。

パーツ表面の裏側の形状や内部の空間がある時は、そこに液体レジンが溜まらないようにするために、注射器または圧縮空気を使って、液体レジンが全く残らないようにします。二次硬化させる場合は、パーツを洗浄後、完全に乾くのを待ちます。

仕上げ用の研磨塗装をする際は、スタンダード系レジンでプリントしたパーツの場合に推奨している仕上げ工程に従って実施してください。

二次硬化の要件

Draft Resinでプリントしたパーツは二次硬化が基本的には必要ありません。二次硬化を行なった場合は引張強度を高め、伸長特性を低下させます。

Material

Draft V2

Time

5 min

Temperature

0°, 60 °C

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