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Form 3・Form 3L 発表から最新情報を網羅

発表から2021年最新情報までを網羅

海外製3Dプリンターを購入するとき、気をつけなければならないことを知っていますか?​

 

商品の価格はどこもあまり変わらないかもしれません。ですが、プリンター購入後のアフターサービスや、使い方の講習内容などは、販売代理店によって異なります。利用目的に合ったサービスを受けられる販売代理店を選ぶのが、メーカーにすぐアクセスできない、海外製3Dプリンターを購入する際にはとても重要です。

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Form 3 / Form 3Lを購入検討中の方へ

Form 3 / Form 3L最新情報

Form 3 / Form 3L 最新情報

Form 3. Form3, フォーム3
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Form 3

ビジネスが加速する。

​新世代光造形3Dプリンター誕生

Form 3 最新在庫状況とコロナウイルスによる影響

Form 3 最新在庫状況とコロナウイルスによる影響

2021年2月17日更新

現在の在庫状況は 【潤沢】 です。

即納可能。納期のご希望や、詳しい納期はお問い合わせください。

新型コロナウイルス流行に伴い、一部販売代理店にて品薄の状態が続出しておりましたが、弊社では即納在庫をご準備しております。コロナウイルスによる発送の遅れなどはございませんが、配送業者の混雑、豪雨災害などにより、通常よりお届けに日数がかかることがございますので、あらかじめご了承ください。

Form 3L最新情報と予約開始時期について

Form 3L 最新情報と納期について

2021年5月25日更新

Form 3L, Form3L, フォーム3L

2021年5月現在、国内在庫あり。最短1週間程度で納品となります。

​お見積もりのみでの対応となっております。詳細はこちらから

2019年秋に開催されたFormlabs USER SUMMIT JAPAN(Formlabs Japan主催)にて、国内展開については「検討段階」と発表されていたForm 3Lに関して、2020年8月31日(月)10:00よりForm 3L の国内予約を開始しました。

2021年2月より、国内発送が開始。現在ご予約順に納品が行われています。

2月17日現在の最短納期は3〜4月頃を予定。(ご発注のタイミングにより前後する場合がございます)

Formlabs初の大型3Dプリンター

Form 3L

Form 2、Form 3とは異なり、別途地域別の送料が発生します。

​お届けは宅配便ですが、非常に大型の荷物のため、受け取りの際は3~4名での作業をお勧めします。

生体適合性レジンの使用に関しては、Form 3Lでは使用不可となりますが、9/17に国内発表された、「Form 3BL」で使用が可能となっています。Form 3BLは、Form 3Lと外観に違いはありません。

9/17には、同時にForm 3Lで造形した、大型の造形物用に、「Form Wash L」と「Form Cure L」も発表されています。国内発売時期は未定。続報をお待ちください。

Form 3 / Form 3L 発表当日の様子

Form 3 / Form 3L 発表当日の様子

Form 3/Form 3L 発表の写真
Formlabs新製品発表の舞台、HANNOVER MESSEへ

Formlabs新製品発表の舞台、HANNOVER MESSEへ

2019年4月2日公開

米国マサチューセッツ州ボストンの3Dプリンタ企業Formlabs社は、小型デスクトップ光造形機のデファクトスタンダートと言えるForm 2の後継機となる「Form 3」を、2019年4月2日、ドイツで開催されたHANNOVER MESSEにて発表しました。合わせて造形可能体積を5倍にした大型機種となる「Form 3L」の発表も行われ、弊社取材チームは現地から最速レポートを発信いたしました。

2019年4月2日、日本時間23時前、間も無くFormlabsによる最新機種の発表が行われようとしている会場では、カウントダウンが行われていました。発表時間まで残り数分、辺りは多くの人で溢れます。

Form 3/Form 3L 発表の写真
Form 3/Form 3L 発表の写真

Formlabs CPO(最高製品責任者)のDávid Lakatos氏によるアナウンスと共に、ついにベールをぬいだForm 3とForm 3L。同時にプロモーション動画も公開されています。

Form 3/Form 3L 発表の写真
Form 3/Form 3L 発表の写真

Form 3・Form 3Lはともに画期的な光造形テクノロジーである "LFS 方式"を採用しており、従来のSLA方式に比べ、より優れ、安定した造形品質、高い信頼性を実現しました。

Form 3 / Form 3L 特徴と詳細仕様

Form 3 / Form 3L 特徴と詳細仕様

2019年4月2日公開

Form 3/Form 3L

|特徴(より詳しい特徴についてはこちら Form 3 Form 3L

  • 一新されたLFS(Low Force Stereolithography)プリンタエンジンにより、非常に優れた光造形パーツ。

  • 高い再現性と造形品質

  • よりパーフェクトで美しく滑らかになった表面仕上がりの実現

  • より弱い力で除去できるサポート材

  • よりよいユーザー体験へ導く機能改善

  • 大幅に数を増やし増強された各部センサー

  • ソフトウェアの改善により、起こり得るユーザーエラーを軽減

  • 大きな造形物に合わせた新しい造形プロセス

|詳細仕様 より詳しい仕様についてはこちら

Form3 詳細仕様

・レーザー出力:250 mWレーザー × 1

・レジン供給方法:自動

・本体サイズ(W × D × H):40.5 × 37.5 × 53.0 cm

・重量:17.5kg

Form3L 詳細仕様

・レーザー出力:250 mWレーザー × 2

・レジン供給方法:自動

・本体サイズ(W × D × H):77.5 × 52.0 × 73.5 cm

・重量:48kg

Form 3 / Form 3L 開発最前線 Formlabs CPO Dávid Lakatos氏からビデオメッセージ

Form 3 / Form 3L 開発最前線 Formlabs CPO Dávid Lakatos氏からビデオメッセージ

2019年4月2日公開

公開された製品フォトギャラリー

公開された製品フォトギャラリー

2019年4月2日公開

Form 3 発売日と当初の在庫状況について

Form 3 発売日と当初の在庫状況について

Form 3​ は2019年9月13日開催のFormlabs User Summit Japan 2019で、国内展開が発表され、同日予約を開始しました。

​関連記事:Formlabs User Summit Japan 2019レポート

Formlans User Summit Japan 現地レポート

Form 3の日本展開については、2019年9月13日にFormlabs Japan主宰で開催された、User Summit Japan 2019内で、具体的に発表されました。同日中に予約を開始し、当時納期のアナウンスはなかったため、入荷次第先着順での予約受付となりました。

国内発送が開始されたのは同年11月で、発送開始後も各所で入荷待ちが続出。納期は平均数ヶ月を要する時期が、2020年2月まで続きました。

​現在の納期に関してはこちら

Form 3 発売直後の国内の反応

Form 3 発売直後の国内の反応

Form 3は、先代機のForm 2の発売から4年ほどかかったこともあり、非常に高い期待値の中で発売されました。少しだけ先代機Form 2のことをお話すると、Form 2は発売後頻繁なファームウェアアップデートや、消耗品の改良を重ね、今では他の追随を許さない名機となっています。実際、世界で50000台の実績がある光造形(SLA)3Dプリンターは、他にないでしょう。

そのForm 2の後継機として誕生したForm 3も、同様に優れた性能を低価格で利用できるものとして、各所から期待を受けることとなりました。

しかしながら、Form 3には当初いくつかの懸念点が叫ばれました。具体的には、造形方式が一新されたことによって、Form 2ではできていたことができない場合があるという点です

Form 2で使えていた材料が使えない?

Form 2の魅力の一つに、さまざまな材料を用いて、多種多様な用途で使用することができるという点があります。しかし、発売直後のForm 3では、残念ながら使用することのできない材料がありました。Form 2では設定できていた造形ピッチが選択できないなど、材料に関しての最終調整が進行中の状態でリリースされたのです。

 

 2020年春には、全てのレジンに対応したため、現在この問題は解消しています。​

​​※一部のレジンはβ版にて提供中。

噂の真相 Form 2に比べ造形クオリティが下がった?

発売当初SNS上で話題になったのは、Form 2ユーザーによる、「求めるクオリティに達していない」という噂でした。これは、上述した通り既存レジンの対応が順次となっているという大きな理由に加えて、Form 3では今までとは全く異なる造形方式を採用したことが要因となっているでしょう。

Form 2は発売から、度重なるファームウェアアップデートを経てきました。その結果、発売当初に比べ、造形のクオリティの向上はもちろん、造形時間が大幅に短縮されるなど、他の3Dプリンターにはみられない「進化」を続けてきたことになります。

Form 3では、新たな造形方式「LFS方式」を採用したことで、この進化をリスタートさせる必要がありました。

しかしながら、「LFS方式」は、既に世界で活躍するForm 2の良さを多数引き継ぐ、洗練されたシステムを取り入れているため、 スタートラインとしては、非常に高い性能を誇っているのは事実です。

ここからは少しLFS方式の優位点について解説します。

新方式LFSとは

LFSとはローフォース・ステレオリソグラフィーの略であり、その名の通り、「弱い力」というのがキーワードです。

では弱い力とは何を指すのでしょう。

Form 3で採用された新しいレジンタンクを見ながら説明します。

Form 3 専用レジンタンク, フレキシブルタンク

Form 3専用に新たに開発された

​フレキシブルレジンタンク

今回レジンタンクはForm 3専用に新たに開発されました。「弱い力」での造形に必要不可欠なこの部材の底面は、やわらかなフィルム素材でできています。

Form 3は、このフィルムを左右から引っ張ることでテンションをかけ、さらに下部のレーザーユニットが、硬化させる箇所にフィルムを押し当てるようにして造形を行なっていきます。

Form 3によるレーザーユニット(LPU)と光造形の仕組み

動画の通り、ユニットはレーザーの照射が終わった箇所から、次の照射箇所に横軸の移動を行うため、造形が完了している箇所のフィルムは自然とテンションが緩み、無駄な力をかけずとも剥がれていくのがわかります。この仕組みによって、Form 2での造形に必要だった、「高さ方向に引っ張り上げて、タンク底面と造形物を引き剥がす力」をより「弱い力」に変えることができたのです。

引き剥がしの力が弱くなったことで、様々な箇所が改善されました。

一つは、引き剥がす際の力に耐える必要がなくなったことで、「サポートをより細く、取り外しやすく設定できる」こと。高さ方向の「引き剥がしにかかる時間が減少した」こと、さらに造形物の引き剥がしに耐えるよう、押し付けて造形をする必要がなくなったため、「表面の積層痕がより目立たなくなったこと」 、特にクリアレジンなど透明性のあるレジンにおいては、無加工状態での透明度が大きく向上しています。

この他、Form 3ではレーザーがユニット式となり、各代理店にて交換可能となったことによる「メンテナンス性の向上」 、レーザーの照射方法が変わり、レーザーが常に垂直に照射されるようになったことによる「歪みの軽減」など、多くの面で重要な進化を遂げています。

これらを総合的に見れば、 Form 3は Form 2とは異なる方向性で、より優れた造形を行うことが可能となった と言えるのではないでしょうか。単なる次世代機としてのバージョンアップに止まらない可能性を秘めているはずです。

2020年6月5日追記

実際に、発売当初グレーレジンでの造形にあったいくつかの不満が、2020年6月のアップデートで改善されています。(水平方向で表面にみられた横線改善など)現時点ではベータ版となるピッチも残りますが、間も無く正式に対応完了となる見込みです。

​故障率は?国内でサポートを受けられる?

Formlabs社の3Dプリンターは、Form 1からはじまり、Form 1+、Form 2、そしてForm 3と進化してきました。同時に、日本で正規に取り扱う代理店を順調に増やし、代理店に向けた定期的なメンテナンスのトレーニングも続けています。現在では、代理店でのメンテナンスの幅も広がり、 国内でも十分なサポートが受けられる土壌が整っていると言えるでしょう。

​関連リンク:サポート・オプションサービスについて

Formlabsは明確な故障率を公開していませんが、Form 3の故障については、発売から現在(2020.6月)までのところ、弊社調べでは非常に低い数値に留まっています。Form 3では増強された各種センサーによって、操作ミスや造形不良になりうるエラーを未然に取り除くことができているのも大きく寄与している可能性がありますが、 総じて機械の故障によるトラブルなどは非常に少なく、安定していると言えるでしょう。

 

加えて、Form 3 からはレーザーユニットの交換が可能に。レーザー部分に問題が生じた場合も、本体交換以外の選択肢が生まれました。

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人気の高い先代機 Form 2 はもう購入することができない?

人気の高い先代機 Form 2 はもう購入することができない?

​関連記事:Form 2 販売終了のお知らせ

Form 2販売終了のお知らせ(ブログリンク)

先代機のForm 2は非常に人気が高く、世界で最も売れた光造形(SLA)3Dプリンターと言われています。すでに国内でも一定の評価を得ているため、今でも入手を希望する声を数多く耳にします。

しかしながら、FormlabsはForm 3発売に合わせ、Form 2の新規の生産を終了、生産ラインを新しいForm 3に完全に移行しています。現在は日本国内での新品の入手は困難でしょう。

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