タフ

Tough

タフは、ABSプラスチックの感触とこの物質の重要な力学特性の多くを兼ね備えるようにシミュレートされた樹脂です。

アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)は、強度と柔軟性をバランスよく兼ね備えた、非常に一般的な熱可塑性物質です。タフは、強いストレスや重圧に耐えられるように設計されており、強度が求められるエンジニアリング用のプロトタイプの製作に適しています。例えば、スナップ式のジョイントや一体型の蝶番など、機械的な動きのある工業部品のプロトタイプやアセンブリを製作する際の素材として適します。

プリント後、機械加工でさらに上質に仕上げることも可能です。 造形ピッチは、50または100ミクロンの設定に対応しています。

対応プリンター

Form3

Form2

対応タンク 

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レジンタンクForm 3

Tank

レジンタンク

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レジンタンクLT

Tough Resinは、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)プラスチックの感触とこの物質の重要な機械的特性の多くを兼ね備えるようにシミュレートされたレジンです。ABSは、強度と柔軟性をバランスよく備えた、非常に一般的な熱可塑性物質です。高応力や重圧に耐えられるように設計されたTough Resinは、高い強度が求められるエンジニアリング系のプロトタイプ製作に適しています。スナップフィット式の接合部や一体丁番などを含む、「本物とよく似た働きをする」プロトタイプや組み立て部品を製作する時に使う素材としてご検討ください。仕上げ工程を更に念入りにしたい時は、Tough Resinでプリントしたパーツを機械加工に掛けることもできます。

Tough Resinを使ってプリントする時は、積層ピッチを50ミクロンまたは100ミクロンに設定してください。

靱性とは、素材が破砕する前にどれだけエネルギーを吸収できるかを指します。靱性のある素材は、エネルギーを吸収し続けると、単に粉砕するのではなく、その前に変形します。言い方を変えれば、靱性のある素材は脆い素材よりも「曲がり」が少し大きいと言えます。

また、靱性は、応力・歪み曲線が変動するエリアとして定義されることもあります。靱性のある素材は一般的に、強度(素材が耐えうる応力)と柔軟性(伸張または歪みパーセンテージ)をバランスが良く備えています。このため、応力、歪み曲線下の面積は、伸張が少なく非常に強い素材よりもはるかに大きくなります。このことは、各素材が破砕前に吸収できるエネルギー量に直接関わってきます。FormlabsのTough Resinは、スタンダード系レジンに比べ、伸び率は高い一方、剛性は低い、という特性があります。

その他の素材との比較
Toughを使ってプリントする

Tough Resinをプリントに使用する時は常にサポートを付けてプリントするべきです。また、出来る限り、ビルドプラットフォームに直置きしてプリントするのは避けてください。高い確率で、プリント後にビルドプラットフォームからパーツを取り外すのが困難になるからです。非常に容積の大きいパーツをプリントする場合は、サポートのタッチポイントのサイズも大きくしておくべきです。

Tough Resinを使ってプリントしたパーツは、スタンダード系レジンでプリントしたパーツよりも、ビルドプラットフォームから取り外しにくい場合があります。その時は、熱風を吹きかけると、ビルドプラットフォームが温まり、取り外しやすくなります。

仕上げ

ough Resinでプリントしたパーツを洗浄する際、イソプロピルアルコール(IPA)に20分間浸け、その中で余分なレジンを溶かします。Form Washでは、事前に設定した洗浄時間を通して、パーツを浸したIPAが絶え間なく撹拌し続け、その間にパーツに付いている余分な液状レジンを取り除きます。

Tough ResinでプリントしたパーツをIPAに20分以上浸さないでください。Tough Resinは、IPAにそれ以上長い間浸すと、パーツが柔らかくなりすぎ、強度が低下することがあります。

二次硬化の要件

Tough Resinは、その機械的特性を最大限に発揮できるようになるには、二次硬化させる必要があります。

Material

Tough V5

Time

60 min

Temperature

60 °C

関連プロジェクト

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