【Form2国内サポートQ&A】Vol.1 はじめてサポートを受ける方へ


いつもご利用ありがとうございます。Form2 Japan Shopを運営する、株式会社YOKOITOです。

今回は数回にわたり、弊社の国内サポートに関してよくあるご質問にお答えしながら、ご紹介いたします。

国内サポートとは?

弊社では、2017年末アジア圏で初めて、メーカーのメンテナンスライセンスを取得、それまで国内では触れることができなかった、機体内部へアクセスし、調整を行うことが可能となりました。

Form2には、すべての方に1年間の本体保証が付属しており、期間内に起こった機体起因の不具合に関しては、無償で調整(国内)・交換(海外)の対応をおこなっています。

2019年現在弊社には、「Form2の整備・調整を行い、限りなく出荷時に近いプリントクオリティを目指すことができる」サーティフィケーションを取得したスタッフが4名在籍しており、うち2名が専属で常駐しています。

YOKOITOサポートチーム

Q.サポートのお二人は、普段どんなことをされてるんですか?

サポートオフィスエンジニア

Mさき さん

メンテナンス機体の調整や整備作業です。

お問い合わせの内容から、対応や、見積りを作るために作業内容の検討と指示だしなど

ブレーン的なこともありますね。

メールや書類の文書関連はNたにさんにやってもらってるので、主にはForm2に触れる現場作業ですね。


サポートオフィスオペレーター

Nたに さん

私の業務は、実際の整備作業以外の作業がメインとなっております。 お問い合わせ対応、メンテナンス機体の受け取り・発送・カルテ作成からトラブルの再現確認や集計、Formlabs社への連絡等を行なっています。


今回のよくあるご質問は、「国内サポートを初めて受ける方」をテーマにご紹介します。

Q.Certificationって、具体的にどんなものなんですか?

日本のお客様のForm2がトラブルを抱えた際や、お問い合わせには、販売を行なった代理店が対応を行うことになっています。この販売代理店各社に対し、メーカーのFormlabsが行なっているのが「Certification」です。

簡単に言うと、Form2を扱うにあたってのハード面、ソフト面のスキルを一定レベル以上習得した人を認定するしくみのことですが、Certificationを取得するには、公式の教材での学習と、オンラインでのテストを受け、Form2のトラブルに



対処する実技テストもクリアして、認定される必要があります。

私の場合はボストンの本社まで行って、Form2を分解するところから、ケースバイケースでのトラブルに対して、どのような処置をするか、を実践して認定を受けました。これで、堂々とカバーを外して内部アクセスを伴うトラブルの処置等を任せてもらえるようになりました。こちらを取得せずに行うと、保証の対象外となってしまいますからね。


Certificationを受けて、Form2の詳しい構造を知ることができました。

トラブルシュートの方法を実際に行うトレーニングもあったのでより理解が深まりましたね。取得後は、サポートチーム内の役割も明確に分けられる様になったので、トラブル解決までの時間が短くなりました。

Q.Form2のトラブルで、一番多いのはどんなものですか?



レジン漏れによる動作不良光学系の汚れが原因の造形不良ですね。

特に、光学系の汚れによるレーザーの減光によるものが多い印象です。




Q.調整に出すときに気をつけることはありますか?

Form2の箱を破棄せずに保存をしておくことです。 専用の箱を使って輸送されたForm2しかFormlabs社の保証を受けることができません。また、皆さんお使いの機体にはそれぞれシリアルネームがついていますが、箱にも同じシリアルネームの記載があります。

特に代替機ご利用の際は、お届けした代替機の箱でメンテナンス機体を送らない様に注意して下さい。

Q.トラブルを出さないように、気をつけることはありますか?


レジンは樹脂パーツに付着するとパーツを劣化させてしまいます。機体に付着した際はすぐに拭き取ってください。拭き取りは基本乾拭きです。金属部分はIPAをペーパー等に滲み込ませて清掃してください。

オレンジのカバーやレジンタンク、レジンタンク下の平らな黒い部分はIPAも不可です。レジンと同様にIPAが付くと劣化します

日頃からレジンの付着に関してはセンシティブになって、きれいな状態でも定期的に清掃してください。



もう一つ、Form2は意外と微細な埃や粉塵が内部に入り込んでしまうことがあり、光学系の汚れの元になっています。

対策として、空調(風の流れ)を考慮するなど、設置環境を工夫すると良いでしょう。

エアコンからのや、CNCやリューター等、粉塵が出る機器や作業場から隔離するなどですね。

Q.トラブルのお問い合わせの際に気をつけることはありますか?

Form2は本体専用アプリケーションのPreFormからなる製品です。 トラブルを説明される際、文字の情報だけでは説明しきれない!!ということが多いかと思います。 そんなときは、写真スクリーンショット動画などを添えていただきましたら、文字以上の情報を簡単に伝えることができるようになります。 お問い合わせの際はサポートフォーラム(ユーザー限定)より、写真等を添えてご連絡いただければ大変助かります。

Q.「国内でなおらないもの」があるって本当ですか?



残念ながら、あります。

Formlabs社は全ての機体をシリアルネームで管理しています。トラブルの際は必要に応じてFormlabs社に報告を行い、これに対して確認依頼や作業指示等があります。認定を取得していても触れない部分があり、これらがトラブルの原因になっている場合、Formlabs社から機体交換の指示が入ります。

Q.「機体交換プログラム」ってなんですか?



Formlabs社によって、代理店で解決できることできないことのガイドラインが定められています。残念ながら、本体保証期間中に、代理店で処置ができない場合、機体の交換対応をさせていただいております。


Q.トラブル解決にかかる日数ついて、教えてください。




症状・不具合の度合いによって、日数は変わってきますが、7営業日〜の対応となります。お急ぎのところ心苦しいのですが、3Dプリンターは、実際にプリントを行いながら障害検証をするため、どうしても確認に時間がかかってしまうんです。

Q.国内サポートなのに、センドバック費がかかるのはどうしてですか?

交換対応プログラムの対象となった場合、まず、弊社よりFormlabs社の拠点に機体を発送します。 その拠点で機体の確認後、弊社宛に交換機が発送されてきます。 その後、弊社に届いた交換機の動作確認後にお客様にお届けしております。 その際にかかる輸送費等をセンドバック費としてご負担いただいております。



お二人とも、ありがとうございました。

最後に、Form3,Form3Lが発表されましたね!お一人ずつお願いします。




新しい機構とか内部構造で改良が見られるので期待しています。

発売開始まで、まだ時間はかかるんじゃないかとは思うのですが、その分、時間をかけてForm3, 3Lについて勉強できるので、このタイミングで発表してくれたことには感謝です。急に販売開始になったらちょっと困る(笑)。



もっといろいろと語りたいのですが、現時点では公開できることがあまりないんですよね。ただ、造形の仕上がりに関しては良くなるようですし、センサーを増やしてトラブルを減らしたりだとか、私も色々と早くチェックしたいことばかりです。確実に進化はしていますね。

新製品の発表はとてもエキサイティングな気持ちです。 サポートチームで扱う機種・内容が増えるということなので、発売=サポート開始までにするべき準備を進めたいと思います。 また、ハードだけでなくソフト(材料)も進化していく製品たちなので、これからも驚きがたくさんあることを期待しています。

次回は「プロサポートプランについて」よくある質問にお答えしていきます。

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