はじめに-変更した消耗品構成-
Formlabsの最新光造形3Dプリンターシリーズ、Form 4のリリースに伴い、レジンタンクとミキサーの取り扱いが一新されました。
Form 3シリーズでは、レジンタンクにレジンを撹拌するミキサーが付属していましたが、Form 4シリーズよりレジンタンクとミキサーが別売りになっています。
本ブログでは、Form 4シリーズのレジンタンクとミキサーの特徴、運用方法、購入時の注意点について解説します。
Form 4専用レジンタンク&ミキサーの特徴
レジンタンクの特徴
コストダウン: Form 4シリーズでは、レジンタンクが単独で販売されるようになり、価格が大幅に下がりました(Form 3シリーズのレジンタンクと比べ、約35%オフ)。レジンを撹拌するミキサーは付属していません。これにより、コストを抑えつつ、高品質な3Dプリントが可能になります。
ミキサーの特徴
再利用可能: ミキサーは別売りとなり、清掃することで使い回すことができます。これにより、サステイナビリティが向上します。
専用ミキサーの推奨: レジン種ごとに専用のミキサーを用意することで、毎回清掃の手間を省くことができ、運用が楽になります。
レジンタンクとミキサーの使い方
セットアップ: レジンタンクをプリンターにセットし、使用するレジンに対応したミキサーを装着します。ミキサーがしっかりと装着されていることを確認してください。
清掃方法: 特に異なるレジンを使用する際は、ミキサーを完全に清掃することが重要です。ミキサーを他レジン種に使い回す場合は、ミキサーに付着したレジンをIPAで丁寧に拭き取りましょう。
購入時の注意点
ミキサーの購入必須:Form 4シリーズでは、レジンタンクだけでは使用できません。必ず別売りのミキサーも購入する必要があります。Form 3シリーズとは消耗品の構成が異なります。
専用ミキサーの用意:各レジンごとに専用のミキサーを用意することで、運用の効率が上がり、清掃の手間も省けます。
長期的なコスト管理:ミキサーを使い回すことで、長期的なコスト削減が可能です。
互換性なし:Form 3シリーズで使用できるレジンタンクと、Form 4シリーズで使用できるレジンタンクは互換性がありません。それぞれ専用品をご購入ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このようにForm 4シリーズのレジンタンクとミキサーは、コストダウンとサステナビリティの向上を実現します。
Form 4を使用する場合は、レジンタンクとミキサーの両方を揃えることを忘れずに。
また、各レジンごとに専用ミキサーを用意することで、効率的な運用が可能になります。
導入前に消耗品構成について詳しく聞きたい場合は、お気軽にお問い合わせください。
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