本レポートでは、Formlabsのデスクトップ光造形3Dプリンタ Form 3にて条件を変えて造形を行った際の寸法精度評価試験の結果をレポートとしてまとめています。また、プリント後の後処理が寸法精度に影響することも判明しています。
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はじめに
Formlabsのプリンタは、エンジニアリング、製造、歯科技工所や病院など、幅広い業界の多くのデザイナーやクリエイターに、SLA方式3Dプリントを内製化する可能性を現実的な形で提供しています。他の製造プロセスと同じように、3Dプリントを使った製作プロジェクトに取り掛かる前に、3Dプリントで何がどこまで可能かを理解しておくことが重要です。
積層造形方式で製作したエンドユース用パーツの品質は、様々な指標で評価できます。その一つが寸法精度です。歯科用のサージカルガイド、あるいは製造用の冶具や固定具など、特定の用途では寸法精度がその造形物を使用できるかどうかを見極める最重要な判断要素となります。
Formlabsでは Form 3 とForm 3Bで製作する造形物の寸法精度を確認するための社内試験を実施しました。この試験には二つのモデルを用意しました。一つのモデルでは特徴の積層ピッチをどれも50㎜未満に抑え、もう一つでは特徴の積層ピッチをどれも50㎜以上にしました。この二つのモデルを使って、各プリンタで複数のパーツを造形し、また同じテストを複数のプリンタで実施しました。このように、同じ形状のパーツの造形を複数のマシンで何回も繰り返したのは、Form 3の精度がどれだけ一定かを確認する上で重要だと考えたからです。
寸法精度について
寸法制度に影響を与える要素
パーツの造形に使用する3Dプリンタ (プリンタ間で微妙な精度の差異がある場合があります)
パーツの素材として選択された材料
サポート材がどのように配置され、パーツから取り外されたか
パーツの洗浄後に取られた後処理の手順
試験結果
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